食品スーパーマーケット月別動向

食品スーパーマーケット月別動向

2025年2月の実績

  

2025年3月24日更新(次回更新予定:4月23日)

既存店総売上高前年同月比
102.4%(24か月連続プラス)

3団体加盟270社による販売統計調査における、2025年2月の総売上高前年同月比(既存店ベース)は102.4%となり、24か月連続で前年同月を超過しました。うるう年の翌年にあたり、営業日が一日少ない影響がありましたが、単価上昇により好調を維持しました。葉物を中心に相場が高騰している青果カテゴリーが107.3%と高い伸び率となりました。天候不順で入荷が不安定となった水産カテゴリーは97.7%と不調になりました。米価格の高騰により売上が大幅増となった一般食品が104.4%と好調になりました。惣菜カテゴリーは、生鮮品や米価格高騰により需要がシフトする傾向を追い風に、引き続き好調に推移しました。寒波の到来など気温が低く推移し、鍋関連やホットメニューが好調となりました。

売上高DIはプラス幅を縮小
収益DIは大きな変化はみられなかった

経営動向調査では、売上高DIはプラス幅を縮小したが、収益DIは前月から大きな変化はみられませんでした。客単価DIは二桁プラス水準を維持したものの、来客数DIはマイナス幅が拡大しました。生鮮品仕入原価DIは前月より下落したものの、食品仕入原価DIと共に、二桁プラス圏で高止まり傾向となっており、販売価格DIは高水準を維持しています。

現状判断DI
小幅に悪化

スーパーマーケットの中核店舗を対象とした景況感調査は2月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断DIの現状判断は、前月から-2.4の48.6、見通し判断が前月から-1.6の44.5となり、共に前月から小幅に悪化しました。

食品スーパーマーケット動向資料(2025年2月)PDF

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