食品スーパーマーケット月別動向

食品スーパーマーケット月別動向

2024年12月の実績

  

2025年1月22日更新(次回更新予定:2月25日)

既存店総売上高前年同月比
103.7%(22か月連続プラス)

3団体加盟270社による販売統計調査における、2024年12月の総売上高前年同月比(既存店ベース)は103.7%となり、22か月連続で前年同月を超過しました。相場高でも販売数量が堅調であった青果カテゴリーが109.0%と好調に推移しました。鍋商材などホット商材は、地域により好不調まちまちとなりました。クリスマス・年末商戦は好調に推移しましたが、正月商材には値上げにより伸び悩みもみられました。全般的に相場高や値上げによる単価増と販売点数の減少の綱引きが続く状況となっています。帰省客の増加による来客数増、購入数量増がみられ、売上を底上げしました。惣菜カテゴリーは、クリスマス時期のチキン・年末商戦時期のオードブルが好調でした。

売上高DI、収益DI
共にプラス圏を維持

経営動向調査では、売上高DI、収益DIは共に前月から大きな変化はみられなかったものの、どちらもプラス圏を維持しました。客単価DIは二桁水準を維持し、来客数DIも小幅なマイナス幅でとどまったことが要因となっています。引き続き生鮮品仕入原価DI、食品仕入原価DIは二桁プラス圏で推移し、販売価格DIは高水準を維持しています。

現状判断DIが改善、50を超える

スーパーマーケットの中核店舗を対象とした景況感調査は12月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断DIの現状判断は、前月から+1.6の50.9、見通し判断が前月から-0.1の45.5となり、現状判断は24年8月以来の50超えとなったが、見通し判断は前月から大きな変化はありませんでした。

食品スーパーマーケット動向資料(2024年12月)PDF

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