食品スーパーマーケット月別動向
2024年11月の実績
2024年12月23日更新(次回更新予定:1月22日)
既存店総売上高前年同月比
104.3%(21か月連続プラス)
3団体加盟270社による販売統計調査における、2024年11月の総売上高前年同月比(既存店ベース)は104.3%となり、21か月連続で前年同月を超過しました。中旬以降気温が低下し、鍋商材などホット商材をはじめとする秋冬商材が好調となりました。生鮮相場に落ち着きがみられ、販売数量が堅調に推移しました。販売価格が高止まりするなか、来客数に回復傾向がみられ、売上を底上げしました。惣菜カテゴリーは、夕方以降の販売が好調に推移しました。
売上高DI、収益DI
共に前月から上昇し、プラス圏を回復
経営動向調査では、売上高DI、収益DIは共に前月から上昇し、プラス圏を回復しました。客単価DIが二桁水準まで上昇し、来客数DIがマイナス幅を大きく縮めたことが要因となりました。引き続き生鮮品仕入原価DI、食品仕入原価DIは二桁プラス圏で推移。販売価格DIは高水準を維持しています。
現状、見通し判断DIは
前月から改善
スーパーマーケットの中核店舗を対象とした景況感調査は11月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断DIの現状判断は、前月から+2.6の49.0、見通し判断が前月から+2.4の45.6と、共に前月から改善をみせました。