食品スーパーマーケット月別動向

食品スーパーマーケット月別動向

2024年9月の実績

2024年10月23日更新(次回更新予定:11月22日)

既存店総売上高前年同月比
102.1%(19か月連続プラス)

3団体加盟270社による販売統計調査における、2024年9月の総売上高前年同月比(既存店ベース)は102.1%となり、19か月連続で前年同月を超過しました。前年より連休が一回多い曜日巡りの影響が受けました。記録的な残暑により、飲料やアイスをはじめとする夏物商材が好調な一方で、鍋商材などホット商材が不調となりました。生鮮品には相場高傾向が続くなか、一品単価が上昇し、堅調に推移しました。月前半までは米不足報道により、米だけでなく、レトルト商品や餅などにも特需が発生し、一般食品の販売が好調となりました。惣菜カテゴリーでは、米不足報道による米飯類、残暑による調理敬遠志向を背景とした揚物類が好調を牽引しました。

売上高DI、収益DI
共に前月から下落したものの、プラス域は維持

経営動向調査では、売上高DI、収益DIは共に前月から下落したものの、プラス域は維持しました。客単価DIがプラス圏で推移するなか、来客数DIはマイナス圏まで下落しました。引き続き生鮮品仕入原価DI、食品仕入原価DIは二桁プラス圏で推移するなか、販売価格DIは高水準を維持しています。

景況感は現状、
見通し判断DI共に前月より悪化

スーパーマーケットの中核店舗を対象とした景況感調査は前月から-3.6の47.4、見通し判断が前月から-3.4の43.4と共に前月から悪化をみせました。

食品スーパーマーケット動向資料(2024年9月)PDF

    データダウンロード

    食品スーパーマーケット月別動向

      ページトップへ