食品スーパーマーケット月別動向

食品スーパーマーケット月別動向

2024年7月の実績

2024年8月22日更新(次回更新予定:9月24日)

既存店総売上高前年同月比
100.4%(17か月連続プラス)

3団体加盟270社による販売統計調査における、2024年7月の総売上高前年同月比(既存店ベース)は100.4%となり、17か月連続で前年同月を超過しました。前年より土日が1日ずつ少ない曜日めぐりの影響で、買上点数や客単価が低迷しました。価格の高騰の影響は一巡しつつあり、日配などこれまで影響が大きかったカテゴリーを中心に客単価の上昇の勢いは失いわれつつあります。記録的な猛暑により、飲料やアイスをはじめとする夏物商材が好調となる一方で、豪雨や梅雨明けの遅れなどの影響をうけた地域もみられました。米の供給不足報道により特需が続いており、一般食品価格を底上げしています。惣菜では、猛暑による調理敬遠志向を背景とした揚物類が好調となりました。

売上高DI、収益DI
共に前月から大幅に下落

経営動向調査では、売上高DI、収益DIは共に前月から大幅に下落し、マイナス域となりました。生鮮品仕入原価DIと食品仕入原価DIは小幅に下落するも引き続き高水準を維持しているが、お客様の節約志向が続く中で土日が1日ずつ少なかった影響や、猛暑により昼間の時間帯に外出、買物を控える動きなどもあり、客単価DIはプラス幅を大幅に縮小、来客数DIが大幅なマイナスとなりました。

景況感は現状、
見通し判断共に小幅に悪化

スーパーマーケットの中核店舗を対象とした景況感調査では前月から-3.3の45.2、見通し判断が前月から-2.3の42.9と共に前月に比べ小幅に悪化しました。

食品スーパーマーケット動向資料(2024年7月)PDF

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