食品スーパーマーケット月別動向

食品スーパーマーケット月別動向

2024年6月の実績

2024年7月23日更新(次回更新予定:8月22日)

既存店総売上高前年同月比
103.8%(16か月連続プラス)

3団体加盟270社による販売統計調査における、2024年6月の総売上高前年同月比(既存店ベース)は103.8%となり、16か月連続で前年同月を超過しました。仕入れ価格の高騰による一品単価の上昇が一巡しつつあり、日配など影響が大きかったカテゴリーでの単価上昇により勢いは落ち着きつつあります。土日が1日ずつ多い曜日めぐりの影響で買上点数の増加がみられ、販売を底上げしました。高い気温で推移し、飲料やアイスをはじめとする夏物商材が好調となりました。米の供給不足報道により特需が発生、一般食品が105.6%と好調になりました。生育不良による青果相場の高値傾向を追い風に青果が105.4%と好調になりました。米飯類や揚物類が好調な惣菜が104.0%と引き続き好調に推移しています。

売上高DI、収益DI
共に前月から大幅に上昇

経営動向調査では、売上高DI、収益DI共に前月から大幅に上昇しました。生鮮品仕入原価DIと食品仕入原価DIは引き続き高水準を維持するなか、客単価DIと来客数DIが上昇したことが要因となりました。

景況感は
小幅に改善

スーパーマーケットの中核店舗を対象とした景況感調査では、6月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断DIの現状判断は、前月から+3.9の48.2、見通し判断が前月から+3.3の44.8と共に前月に比べ小幅に改善しました。

食品スーパーマーケット動向資料(2024年6月)PDF

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