食品スーパーマーケット月別動向

食品スーパーマーケット月別動向

2024年5月の実績

2024年6月24日更新(次回更新予定:7月23日)

既存店総売上高前年同月比
101.5%(15か月連続プラス)

3団体加盟270社による販売統計調査における、2024年5月の総売上高前年同月比(既存店ベース)は101.5%となり、15か月連続で前年同月を超過しました。仕入れ価格の上昇による販売価格の高止まりが続くなか、来客数の低迷と買い上げ点数の減少により、客単価が伸び悩みました。相場が高値で推移した青果カテゴリーが104.2%と好調に推移しました。円安による輸入牛、豚の価格高騰により、畜産カテゴリーは98.6%と前年を下回りました。子供の日や母の日のハレの日需要、好調な行楽需要を背景に、惣菜部門は堅調に推移しました。価格が上昇傾向にあるなか米類が好調な一般食品が102.4%となりました。

売上高DIが小幅に下落、
収益DIは前月水準で推移

経営動向調査では、売上高DIが小幅に下落、収益DIは前月水準で推移しました。生鮮品仕入原価DIと食品仕入原価DIは引き続き高水準を維持、客単価DIは小幅に下落、来客数DIは小幅ながらプラスとなりました。

景況感、経営動向とも
小幅に下落

スーパーマーケットの中核店舗を対象とした景況感調査では5月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断DIの現状判断は、前月から-0.8の44.6、見通し判断が前月から-1.5の41.9と、小幅な下落となりました。

食品スーパーマーケット動向資料(2024年5月)PDF

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