食品スーパーマーケット月別動向

食品スーパーマーケット月別動向

2024年2月の実績

既存店総売上高前年同月比
105.0%(12か月連続プラス)

3団体加盟270社による販売統計調査における、・2024年2月の総売上高前年同月比(既存店ベース)は105.0%となり、12か月連続で前年同月を超過しました。うるう年により、前年より営業日が1日多い影響がありました。仕入れ価格の上昇による販売価格の高止まりが続くなか、買上点数の減少幅は小さく、販売動向を底上げする状況となっています。入荷が安定し、相場に安値傾向がみられている水産カテゴリーが105.4%と好調となりました。相場に下落傾向がみられた豚肉販売が回復した畜産カテゴリーは105.0%となりました。暖冬の影響で、ホットメニューを中心とした冬物商材は伸び悩みました。恵方巻関連、米飯類や揚げ物類を中心に惣菜部門は引き続き堅調に推移しました。パン類・乳製品値上げによる単価上昇により、日配カテゴリーも好調に推移しています。

売上高DI、収益DI
共に前月より大幅に上昇

経営動向調査では、うるう年の恩恵もあり、売上高DI、収益DI共に前月より大幅に上昇しました。生鮮品仕入原価DIと食品仕入原価DIは前月と同様の高水準を維持しました。客単価DIは前月水準を維持し、来客数DIは前月より上昇し、2020年3月以来のプラス圏となりました。

景気判断DI 現状判断は
50台を回復

スーパーマーケットの中核店舗を対象とした景況感調査では、2月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断DIの現状判断は、前月から+2.1の51.0となり、再び好不調判断の分かれ目である50を上回りました。見通し判断は前月から+0.7の47.9と小幅に改善しました。

食品スーパーマーケット動向資料(2024年2月)PDF

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