食品スーパーマーケット月別動向

食品スーパーマーケット月別動向

2024年1月の実績

既存店総売上高前年同月比
101.8%(11か月連続プラス)

3団体加盟270社による販売統計調査における、2024年1月の総売上高前年同月比(既存店ベース)は101.8%となり、11か月連続で前年同月を超過しました。仕入れ価格の上昇による販売価格の上昇が続いていますが、引き続き買上点数の減少幅は小さく、販売動向を底上げする状況となっています。入荷が安定し、相場の落ち着いている水産カテゴリーが102.4%と好調となりました。相場高騰影響を受けた牛肉、鍋需要の低下で豚肉が不調の畜産カテゴリーは伸び悩みました。暖冬の影響で、ホットメニューを中心とした冬物商材は動きが悪くなりました。米飯類や揚げ物類を中心に惣菜部門は引き続き堅調に推移しました。パン類・乳製品の値上げによる単価上昇、冷凍食品が好調な日配カテゴリーも引き続き好調に推移しています。

売上高DI、収益DI
共に前月より下落

経営動向調査では、売上高DI、収益DI共に前月より下落しました。生鮮品仕入原価DIと食品仕入原価DIは高水準ながら頭打ち傾向がみられており、販売価格DIは減少しました。来客数DIは前月水準を維持しているものの、客単価DIは前月よりややプラス幅を縮小する結果となりました。

景気判断DI 現状判断は
7ヵ月ぶりに50を下回る

スーパーマーケットの中核店舗を対象とした景況感調査では、1月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断DIの現状判断は、前月から-2.8の48.6となり、7ヵ月ぶりに好不調の判断の分かれ目である50を下回りました。見通し判断は、前月から-0.6の46.9と前月水準から大きな変化は見られませんでした。

食品スーパーマーケット動向資料(2024年1月)PDF

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