食品スーパーマーケット月別動向

食品スーパーマーケット月別動向

2022年11月の実績

既存店総売上高前年同月比
102.0%(2か月連続プラス)

3団体加盟270社による販売統計調査における、2022年11月の総売上高前年同月比(既存店ベース)は102.0%となり、2か月連続で前年同月を超過しました。生鮮品、食品ともに仕入れ価格高騰による販売価格の上昇が続いており、買い上げ点数の減少傾向がみられたものの、一品単価の上昇により販売は堅調となりました。気温が低下し、鍋物関連やホットメニューなど季節商材販売が好調となりました。調理油値上げ以降、揚物類が好調な惣菜部門が104.6%と最も好調なカテゴリーとなりました。乳製品やパンなどで値上げが相次いでいる日配部門が103.8%と次いで好調となっています。

売上高DIはプラス圏を維持
収益DIもマイナス幅を縮小

経営動向調査では、売上高DIは前月より小幅に上昇しプラス圏を維持、収益DIもわずかながら上昇しマイナス幅を縮小しました。生鮮品仕入原価DIと食品仕入原価DIが高水準で推移しており、販売価格DIや客単価DIの高止まりが続いています。来客数DIは引き続きマイナス圏での推移となっています。

現状判断、見通し判断
ともに前月同様の水準

スーパーマーケットの中核店舗を対象とした景況感調査では、11月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断DIの現状判断は、前月から-0.3の44.3、見通し判断は前月から-0.8の38.7となり、現状判断、見通し判断ともに前月から大きな変化はみられませんでした。

食品スーパーマーケット動向資料(2022年11月)PDF

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