食品スーパーマーケット月別動向

食品スーパーマーケット月別動向

2022年9月の実績

既存店総売上高前年同月比
97.8%(2か月連続マイナス)

3団体加盟270社による販売統計調査における、2022年9月の総売上高前年同月比(既存店ベース)は97.8%となり前年同月を下回りました。感染の再拡大は続いていたものの行動制限はなく、内食需要が低調となった影響を受けました。中旬は気温が高く推移し、飲料をはじめとする涼味商材の販売が好調に推移しました。食品の値上げが相次いでいるほか、生鮮品相場でも輸入品を中心に価格の高騰が続いており、利益を圧迫しているとのコメントがみられました。行楽需要の回復やイベント再開により好調となった惣菜部門は100.7%と唯一前年を超過しました。

売上高DIは前月より小幅に上昇
収益DIは前月と同水準

経営動向調査では、経営動向調査では、売上高DIは前月より小幅に上昇も、収益DIは前月と同水準で推移しました。生鮮品仕入原価DIと食品仕入原価DIの高止まりにより、販売価格DIも同様に高水準で推移し、客単価DIも前月より小幅に上昇しました。行動制限のない中での人流変化による影響や週末の天候不順の影響を受けて、来客数DIは前月より小幅な下落となりました。

景気判断DIは現状・見通し
ともに前月水準で推移

スーパーマーケットの中核店舗を対象とした景況感調査では、9月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断DIの現状判断は、前月から -0.8の38.8、見通し判断は前月から -0.4の35.9となり、現状判断、見通し判断とも前月とほぼ同水準で推移しました。

食品スーパーマーケット動向資料(2022年9月)PDF

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