食品スーパーマーケット月別動向

食品スーパーマーケット月別動向

2022年3月の実績

既存店総売上高前年同月比
100.9%(2ヵ月連続プラス)

3団体加盟270社による販売統計調査における、2022年3月の総売上高前年同月比(既存店ベース)は100.9%となり、2か月連続で前年同月比はプラスとなりました。まん延防止等重点措置解除された後も、家庭内食品消費需要は堅調に推移し、全般的に食品の販売が好調でした。一方で前年保存用として好調となった一部商品には、反動減もみられています。青果相場に高値傾向がみられているほか、水産や畜産相場でも輸入品を中心に価格高騰が続いています。一部の食品にも値上げの動きがみられました。催事関連需要に回復傾向がみられ、巣ごもり生活による昼食や家飲み向け需要が引き続き好調な惣菜カテゴリーは104.6%となりました。

売上高DI、収益DI
ともにプラス

経営動向調査では、堅調な内食需要を背景に売上高DI、収益DIともにプラスとなりました。畜産相場や水産相場の高値傾向による生鮮品仕入原価DI、原料価格等の高騰による食品仕入原価DIは、2011年の調査開始以来最高水準に上昇をみせており、販売価格、客単価の高止まりが続いています。一方で、買物頻度を抑える傾向は継続し、来客数DIが低い状況が続いています。

景気判断DIは現状・見通し
ともに前月水準で推移

スーパーマーケットの中核店舗を対象とした景況感調査では、3月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断DIの現状判断は、前月から -0.9の44.7、見通し判断は前月から-0.3の38.7となり、現状判断、見通し判断ともに前月から大きな変化はみられませんでした。

食品スーパーマーケット動向資料(2022年3月)PDF

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