食品スーパーマーケット月別動向

食品スーパーマーケット月別動向

2022年2月の実績

既存店総売上高前年同月比
100.9%(4ヵ月ぶりプラス)

3団体加盟270社による販売統計調査における、2022年2月の総売上高前年同月比(既存店ベース)は100.9%となり、2021年10月以来4ヵ月ぶりに前年同月比はプラスとなりました。まん延防止等重点措置がとられた地域を中心に家庭内食品消費需要が高まり、食品販売が好調となりました。今年は気温が平年より低く、前年と比べても大幅に低く推移したことで、鍋物など冬物商材の動きがよくなりました。青果相場は落ち着きがみられているものの、水産や畜産相場は相場高が続いており、一般食品でも価格上昇がみられています。昼食や家飲み向けが好調な惣菜カテゴリーは103.1%と好調に推移しています。

売上高DI、収益DIともに
マイナス幅を大幅に縮小

経営動向調査では、売上高DI、収益DIともに、感染拡大により、まん延防止等重点措置が発令されるなど、内食需要が拡大し、前月からマイナス幅を大幅に縮小しました。畜産相場や水産相場の高値傾向による生鮮品仕入原価DI、原材料価格等の高騰による食品仕入原価DIは2011年の調査開始以来最高水準まで上昇するなど高止まりをみせています。一方で買物頻度を抑える傾向もみられ、来客数DIは低迷しました。

景気判断DI現状判断は
大幅な改善

スーパーマーケットの中核店舗を対象とした景況感調査では、2月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断DIの現状判断は、前月から +5.1の46.8、見通し判断は前月から+1.4の40.1となり、現状判断は大幅な改善、見通し判断は小幅な改善となりました。

食品スーパーマーケット動向資料(2022年2月)PDF

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