
食品スーパーマーケット月別動向
2020年6月の実績
既存店総売上高
104.5%(5ヵ月連続プラス)
3団体加盟270社による販売統計調査における、総売上高前年同月比は、全店105.9%、既存店は104.5%となり、2月から5ヶ月連続で前年を上回りました。
カテゴリー別の動向については、惣菜カテゴリーが既存店で99.0%とマイナスとなった以外は、前年からプラスを記録しました。なかでも生鮮3部門(青果、水産、畜産)が107.8%と好調となりました。
売上高DI、収益DI共に
2桁プラスを維持
経営動向調査では、売上DI、収益DIともに前月からプラス幅を縮小しましたが、二桁プラスを維持しています。外出自粛や曜日巡りの影響で、来客数DIは-12.4とマイナスとなりましたが、買い上げ点数の増加により、客単価DI26.1と大幅なプラスとなっています。特売の自粛もあり、販売価格DIは10.2と高水準で推移しています。
景気判断DI現状判断は
50を下回る
スーパーマーケットの中核店舗を対象とした景況感調査では、景気判断DI現状判断は、前月から-7.3の45.8と好不調のわかれ目となる50を下回りました。一方で見通し判断は、+0.1の35.8と前月と同水準で推移しています。