食品スーパーマーケット月別動向

食品スーパーマーケット月別動向

2019年9月の実績

既存店総売上高
99.6%(11ヵ月連続マイナス)

3団体加盟270社による販売統計調査における、9月の総売上高既存店ベース前年同月比は99.6%と11ヵ月連続で前年実績を下回りました。平年に比べ高い気温で推移し、夏物が好調に推移したものの、秋物商戦は不調となりました。前年高騰した青果相場の反動安の影響を受けた青果カテゴリーが95.4%、記録的な不漁となったサンマの影響を受けた水産カテゴリーが97.6%と不調となりました。一方で、消費税率引き上げ前の駆け込み需要があった非食品が108.5%、加工食品が102.3%と前年を上回る実績となりました。

売上高DI・収益DI
ともにマイナス幅縮小

経営動向調査では、売上高DIが-6.8、収益DIが-8.0と共にマイナス幅を縮小しました。来客数DIのマイナスが縮小したことや、駆け込み需要が影響したと考えられます。

景気判断DI現状判断は
小幅に改善

スーパーマーケットの中核店舗を対象とした景況感調査では、スーパーマーケット中核店舗における景気判断DI現状判断は、前月から+2.5の43.0、見通し判断は前月から+1.5の38.0となり、共に小幅な改善をみせたものの、引き続き低水準での推移が続いています。

食品スーパーマーケット動向資料(2019年9月)PDF

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